ワード(Word)編のすすめ方

本操作ワード編は、Microsoft Office Word(マイクロソフト オフィス ワード)の基礎的な操作を解説しています。1から順にすすめていくと基本操作がマスターできると思います。

しかし、本編を学習する前に、はじめに でもお話しましたが、まず 基礎知識 の学習を強くオススメします。

用語としての「保存」や「拡張子」、「ショートカット」の理解や、フォルダの階層構造がある程度理解できていないと、必ず途中で行き詰まり、挫折します。

それは、野球のルールを知らないのにバッティング練習をしているようなものだからです。技術習得の基礎知識がなければ、つまらないことでつまずき、逆に時間をロスしてしまいかねません。

具体的には、基礎知識編の「アナログとデジタル」から「パソコンの仕組み」までは学習してから本編に取り組んでみてください。

さて、本題に戻りますが、Wordは文章作成ソフトです。ビジネスで扱う様々な書類やイベントなどの案内状、ポスター、パンフレットなど、Wordは様々な用途に使われています。Wordでできることは、あげればキリがないといってもいいでしょう。

だからこそ、これからパソコンを本格的に使いこなそうと思われている方は、

Wordを学習することで、パソコンの基礎がある程度身に付く

と思っておいていいと思います。Wordが使いこなせれば、ある程度の他のアプリケーションソフトにも応用が効くし、習得も早くなります。それほど基本的で汎用的なアプリケーションソフトです。

基礎知識編でも解説しましたが、パソコンを使いこなすということは、パソコンにインストールした様々なアプリケーションソフトを使いこなすということです。そのためにはまず、Wordの基礎をマスターするのが近道です。

Wordの基礎とは、

文字の入力、文章の作成

を練習することです。文章作成ソフトだからなのは言うまでもありませんが、文字が入力できなければパソコンは操作できないといってもいいからです。

パソコンは、マウスで操作するというイメージがあるかもしれません。しかし、マウスはあくまでも補助的で、初心者のための機能です。基本的には、操作はすべてキーボードで行えます。慣れてくると、逆にマウス操作の方ががめんどくさくなってきます。

したがって、「タッチタイピング」という、キーボード見ないでディスプレイのみを見てタイピングができるようになれば(遅くとも手書きよりも早く)、作業効率は飛躍的に高まります。

文字がスムーズに入力できる = キーボードが使いこなせる

ということだからです。タッチタイピングができるようになれば、パソコンを使いこなす上でとても有利になるのは、今後肌で実感できると思います。

タッチタイピングと聞いて、難しくて努力しなければマスターできそうにないと思われるかもしれません。しかし、実際は、

タッチタイピングは、誰でも簡単にマスターできる

のです。基本をおさえ、少しずつ練習するだけで必ずできるようになります。

したがって、Word編ではまず「タイピング」から始めます。ある程度タイピングができるようになれば、次のステップとして、文書の作成と基本的な機能の使い方に移ります。

タイピングができないうちから文書作成の練習をしても、文字入力にイライラしてしまって、楽しく習得することはできないからです。

パソコン操作のすべての基本はタイピング

なのです。それでは次項で、Wordの起動と終了の方法を解説した後、タイピング練習から始めて行きましょう。

※当サイトで解説するWordのバージョンは、主に「Word2007」です。他のバージョンとの違いや変更点など多少ありますが、他バージョンでも問題なく学習できると思います。

更新履歴

2008年12月3日
ページを公開。
2009年6月22日
ページをXHTML1.0とCSS2.1で、Web標準化。レイアウト変更。
2014年5月27日
内容修正。
2018年1月4日
ページをSSL化によりHTTPSに対応。

参考文献・ウェブサイト

当ページの作成にあたり、以下の文献およびウェブサイトを参考にさせていただきました。

文献
なし
ウェブサイト
なし