基礎からわかる!パソコン入門・再入門 / Word・Excel・PowerPoint・Outlook

ドライバ(デバイスドライバ)とは

バイスはOSの管理下で動作しますが、前項で学習のとおり、パソコンに接続する(または内蔵されている)デバイスは無数に存在しています。

ただし、デバイスはパソコン(マザーボード)に接続して使用しますが、ただ接続しただけでは使用することができません。単純に接続しただけではOSはそれを管理することができないのです。

なぜなら、そのデバイスを制御するソフトウェアが必要になるからです。OSとデバイスの橋渡し役となるソフトウェアが必要になるのです。

こうしたデバイス専用のソフトウェアのことを、

ドライバ(デバイスドライバ)

と言います。

無数にあるデバイスのうちどのデバイスであっても、パソコンに接続して使用するためには、このドライバをOSにインストールしなければなりません。

例えば、新しく購入したプリンタなどのデバイスをパソコンに接続する際、付属のCD等でソフトウェアをインストールした経験がある方も多いと思います。それがドライバなのです。

このように、実際のところはOSがデバイスを管理するといっても、最初から(パソコンの出荷時点から)すべてのデバイスのドライバを備えておくことは不可能です。新しい製品も次から次へと開発されていきます。

そこで、

デバイスの制御ソフトはデバイスの製作者が開発してデバイスと共に提供する

というルールが一般化しています。

つまり、デバイスとドライバはセットで販売するということです。また、そのデバイスを製作したメーカーのウェブサイトで、ドライバを無償でダウンロードできる場合がほとんどです。

ただ、現在ではドライバの存在を意識することは少なくなっています。

確かに、プリンタやスキャナなどの大きなデバイスでは、付属のCD等からそのデバイスに関するアプリケーションソフト(例えばプリンタなら画像編集ソフトなど)やドライバをインストールします。

しかし、多くのUSBタイプのデバイス(USBタイプの家電やマウス、バーコードリーダーなど)などは、パソコンに接続するだけで認識され、すぐに使用することができます。

なぜなら、最近のOSは、すべての機器に対応できないまでも、

主要なデバイスのドライバがあらかじめインストールされている

からです。

USBを例にすると、全USB製品のドライバがインストールされているわけではなく、USBという規格のドライバがあれば多くのデバイスでも対応できるのです。

古い世代のWindows95やWindows98といったOSでは、それほど多くのドライバがインストールされておらず、デバイスに付属のCDやフロッピーでドライバをインストールしていました。

さらに言えば、Windows95の登場以前は、ドライバのインストールはもちろんデバイスのもっと機械的で専門的な設定をユーザーが自分でしなければならなかったため、デバイスの接続自体が一般的ではありませんでした。

そこで、Windows95から画期的な機能が搭載されました。

デバイスをパソコンに接続したときに各種の設定をOSが自動的に行う機能

です。この機能のことを、

プラグ アンド プレイ(Plug and Play)

と言います。

プラグ アンド プレイ機能により、デバイスをパソコンに接続するだけでドライバのインストール手前まで(デバイスをOSが認識するまで)は自動で行われるようになりました。

そして、現在では多くのドライバがもうすでにOSにインストールされているため、すべてが自動で行われて接続するだけですぐに使用できるようになっています。

下図は、Windows98でデジカメを接続したときに、プラグ アンド プレイによりドライバが自動で検索されている画面です。

新しいハードウェアの追加ウィザード画面イメージ

Windows98では、ドライバがインストールされていないため、このあと付属のCDによりドライバをインストールすることになりますが、ドライバがない場合でもここまで自動でできるようになったのです。

更新履歴

2008年7月25日
ページを公開。
2009年4月5日
ページをXHTML1.0とCSS2.1で、Web標準化。レイアウト変更。
2018年1月25日
ページをSSL化によりHTTPSに対応。
2022年1月16日
内容修正。

参考文献・ウェブサイト

当ページの作成にあたり、以下の文献およびウェブサイトを参考にさせていただきました。

文献
なし
ウェブサイト
なし